「となりのトトロ」背景・裏設定まとめ
トトロについてのまとめですー!
公開日など
「となりのトトロ」の公開は1988年4月。高畑勲監督の「火垂るの墓」との同時上映でした。
オープニング曲「さんぽ」の作詞は、児童書「いやいやえん」の中川李枝子さん。
絵本を読んで衝撃を受けた宮崎駿監督のたっての希望で作詞をお願いし、「トトロ」の制作時に作られた「イメージアルバム」のために全6曲の詞が書きおろされました。
この曲「さんぽ」はその後、日本全国の幼稚園や保育園で歌われるなど、今でも広く愛される曲になりましたよね。
トトロの設定
トトロの年齢
小トトロ:109才
中トトロ:679才
大トトロ:1300才
トトロの名前の由来
「トトロ」の名前の由来は、「所沢にいるとなりのオバケ」が短縮したものだそう。
トトロの原型
トトロの原型になっているのは、宮沢賢治の「どんぐりと山猫」のあるシーン。ぼう然と立っている山猫の足元でどんぐりがキーキー言っているシーンから宮崎監督が受け取った強烈なイメージが、今作「となりのトトロ」のインスピレーションの源になっているのです。宮崎駿監督によると、トトロを描く時は目の焦点を合わせずに“茫洋(ぼうよう)とした表情”にしないと似ないのだそうです。
作画技法
となりのトトロは、茶カーボンを使用して主線を茶色にしたことで、背景と人物がより馴染むように作られたのである( ˘ω˘)当時のセルアニメとしては画期的技法なのである
— えふやん@村人 (@Fyan_suiiiii_) 2016年11月4日
お父さんの担当はコピーライターさん
おとうさんの声を担当しているのはコピーライターの糸井重里さん。
声のイメージは「子どもと友達でいられるおとうさん」。
「トトロ」&「火垂るの墓」で初めてジブリ映画のコピーを担当することになった糸井さんは最初
「このへんないきものは、もう日本にはいません。たぶん。」
というコピーを提案しましたが、宮崎駿監督の希望で
「まだ日本にいるのです。」
にコピーを変更。
「でも、やっぱり『たぶん。』は必要だと思ってつけさせてもらいました」と糸井さん。
サツキやメイが住むことになった家
サツキとメイが住むことになるこの家。
日本家屋に洋間がつながったちょっと不思議な構造ですよね。
実は、昔はよくあった形なんです。
外観のアイディアは宮崎駿監督が出したもので、それを元に美術の男鹿和雄さんが細部を描きこんでいきました。
もともと病人を療養させるために離れを建てたものの、その人は既に亡くなって…という裏設定があるのだとか。
ススワタリ
古い家をまっ黒なススだらけにしてしまう不思議ないきもの“ススワタリ”。
メイとサツキによって“マックロクロスケ”と名付けられたこのいきものは、ジブリ作品の中でも人気が高く、「千と千尋の神隠し」では手足が生えた形で登場しています。
「ワキャッ!」という彼らの不思議な声は、アフリカのピグミー族の声の「ア」の音だけをサンプリングして、久石譲さんが作り出したとか。
あとがき
昨日の金曜ロードショーで結構トトロネタが流れていたので、そうなんだ!!
って思ったのをまとめてみました。いかがだったでしょうか?
こんなのもあるんだぜ!っていうのがあったら教えてくれると嬉しいです^^