「お金2.0」というタイムバンクを生み出したメタップスの社長佐藤航陽氏の書いた本の名言集と考察
ようするに、自分の心に刺さった集です笑
- 多くの人の人生の3つの悩みって??
- 未来を決める3つのベクトルって何??
- 物事の見方。で気をつけたいこと。
- 仮想通貨と通貨
- 経済とは『使われ、依存させ、金を取る』こと
- 発展する「経済システム」の5つの要素とは?
- まとめ
多くの人の人生の3つの悩みって??
- 人間関係
- 健康
- お金
もちろんこの本はお金についての本ですね。
未来を決める3つのベクトルって何??
現実はおおよそ3つの異なるベクトルが併存し相互に影響を及ぼしており、それらが未来の方向性も決めている、という構造です。もちろん実際はもっと複雑で無数の要素があるのでしょうが、中でも影響力の強い3つに絞りました。「お金」「感情」「テクノロジー」の3つです。
ちなみに、影響力の強い順も「お金」「感情」「テクノロジー」と筆者は書いていました。
確かに
ということでしょうね。
例えば、
ビットコインが流行っているが、仮想通貨・・・?
んー胡散臭いな・・・。
え、でもみんなやってるの?
えーじゃあどうやって買おうか、ビットフライヤーなんてものがあるのか。
無料みたいだし、とりあえず口座を開いてみよう。
なんて思う人は多いのではないでしょうか。
その一方で、 損したらどうしよう・・・?
などの負の感情の部分が邪魔をしていて入りにくいイメージがあります。
でもお金が欲しいという思いから、テクノロジー(取引する仕組み)を使って挑戦する。
でも取引所がなかったら1から調べて取引しないといけないので絶対にやらないですよね。
物事の見方。で気をつけたいこと。
新しいものが出てきた時に、それに似た業界の前提知識があると、その知識にあてはめて新しいものを見てしまう傾向があります。
これ、超絶に納得。
最近本当に思います。
新しいサービスを考える時や、仕様を考える時に似たようなサービスを比較対象に持ってきてしまうんです。
それ自体が完全に悪ということはないのですが、
一度全てをスッパリ忘れてその物事を受け入れる。
というプロセスを挟むとかなり柔軟に物事が進みそうです。
仮想通貨と通貨
お金2.0読書中
— みぞ@タガタメ (@mizo_sgame) 2017年12月29日
仮想通貨と通貨は、サッカーと野球を比べるようなもの。
仕組みが違うのに比較し、議論をすること自体に意味がない。
本当にその通りだと思う。https://t.co/DomJ6mwj4j
お金2.0読書中
— みぞ@タガタメ (@mizo_sgame) 2017年12月29日
「実務の世界では机上の空論は全く通用せず、成果に繋げることで、初めて活きたノウハウになり得る。」
資格とって満足、東大卒でなのに使えないと言われる人も多分これ。
逆に言うと化ける一歩手前。
一種洗脳になるが、開花させるビジネスとか儲かりそう。https://t.co/DomJ6mwj4j
経済とは『使われ、依存させ、金を取る』こと
経済とは簡単に言うと「人間が関わる活動をうまく回すための仕組み」です。
佐藤氏は本当に表現がうまいと思う。
使われないサービスは意味がない。
を上手く表現している。
使われ、依存させ、金を取る。
これが一番経済を回すのに必要だ。
スマホが良い例である。
当初に比べると値段が上がってきたけど買ってますよね?
多分出たばかりの時にiPhone10万円!って言われても中々買わないと思います。
もちろん安く見せて買わせる工夫として2年分割とかやってますね。
発展する「経済システム」の5つの要素とは?
まず前提として、
誰か特定の人が必死に動き回っていないと崩壊するような仕組みでは長くは続きません。
とあります。これはその通りだと自分も思います。
これは組織にも同じことが言えると思いますね。
優秀な人を中心にうまく回るのはOK。でも優秀な人だけが回すのはNG。
と考えます。
少しそれましたが、著者は5つの要素を以下と定義しています。
②リアルタイム
③不確実性
⑤コミュニケーション
インセンティブを満たす3Mって何?
現代は生物的な欲望よりも社会的な欲望が目立ってきていて、中でも頭文字をとって3M(儲けたい・モテたい・認められたい)の3つが欲望としては特に強く、これらを満たすようなシステムは急速に発展しやすいてす。
確かにこれらのうちどれかを満たすものって人間は手を出しやすい印象がありますね!!
モテると認められる。
はかなり近いイメージがあるけど、儲けたいだけは異質な印象を受けました。
例:タイムバンク
メタップスが出しているサービス「タイムバンク」って5つの要素を満たしているのか?
について考えて見た。
①インセンティブ
満たしてるかな。
儲けられるし、認められる。
モテるかどうかはわからないけど、モテてる人が上場しているイメージはあるし、要素としては不要なのかもしれない。
②リアルタイム
これはありますね。
株と同じ仕組みを採用しており、約定したり板が更新されたりしているので。
ただそれがわかりにくい。という部分はあるかもしれない。
③不確実性
株なのでこれもある。
買えば絶対儲かる。なんてことはない。
価値の上下はあるし、そもそも買ってくれる人がいなければ意味がない。
④ヒエラルキー
ここも株の仕組みを採用しているので存在しますね。
むしろこれ以上の秩序はないかとw
⑤コミュニケーション
あーこれはどうなんだろう?
時間を売る人とそれを売り買いする人のコミュニケーションツールとして「一問一答」というQA機能的なものは存在する。
これで良いのかな?
売り買いする人がコミュニケーションとれると面白いと思うんだけど、SNSから入ってくる人が多いわけだし、タイムバンク内でやりとりする必要はない??
・・・・ちょっと自分なりに分析してみたけど。
②と⑤はまだまだ伸ばせるかな?
仕組みとしては面白い。見せ方とコミュニケーションの場を伸ばせればもっと成功しそう。
まとめ
このように、お金2.0にはお金について考えさせられることがたくさん書いてあります。
これを読んだことによってお金に対する価値観や、ビジネスに対する考え方が結構変わったと思います。
販売して1年が経過しましたが、今でも良書だと思います。
これからの経済や、お金の考え方について見つめ直すのにいかがでしょうか。