エンジニアはプログラムを開発したりしたら、それを世の中に送り出す為のリリース作業が付きまといます。
スマホゲームのバージョンアップなどは皆さんにとっては身近なのではないでしょうか??
お客様によってはシステム利用者の少ない深夜に作業を希望される方もいるので必然的に深夜作業になることもあります。
今夜はそんな作業をしながらブログを書いています♪
実際どんなことをしているか?
を書いてみようと思います。
準備編
リリースの要と言っても過言ではありません。
システムリリースは失敗が許されません。
なぜなら失敗=お客様の損失に繋がり、信用問題に関わってきて仕事を失う恐れがある為です。
それを防ぐ為に準備は念入りに行います。
システムのリリースタイムスケジュールの確認
これはお客様にどのようなタイムスケジュールでリリースを実施するのかをまとめたものです。
- リリース作業に使う時間
- リリース作業で行う作業内容
- 失敗時の対応内容(切り戻し作業内容)
などを事前に擦り合わせます。
この情報を元にお客様にもリリースがうまく進んでいるかどうかの認識合わせを実施します。
リリースのプレ(練習)作業
リリースは失敗が許されないので、本番作業同等の準備作業を行うことが多いです。
それを実施すればOKな状態の手順書を作って実施を行います。
これの完成度で本番環境での事故率が圧倒的に変わってきます。
成功した時のケースだけでなく、万が一の事故が発生した時の切り戻しの手順もプレ作業は行いましょう。
- リリースする手順の作成
- 手順の実施
- 切り戻し作業の実施
- 途中発生した作業があれば手順書の修正
などが基本的な流れになりますね。
本番
本番は基本的に何もなければ手順書通りに作業をこなすだけです。
それを行ったあとはリリースしたプログラムやそのほか主要な機能の動作確認を行い、お客様に問題がないかどうか最終チェックを行っていただきます。
なので問題がなければ結構暇なことが多いですw
現実は結構危険
しかしこのリリース作業。
準備編を怠って想定外の対処に苦戦したり凡ミスをしてしまい失敗してしまうことが多いです。
プレリリース費用をケチったりする企業が悲しいことに多いんですね・・・。
結局信用を失い大損害になることが・・・w
それを防ぐ為に優秀なエースクラスが夜中に作業し、昼が回らなくなるとかがあるんですよね・・・。
結局エース級は昼に手順書を作って、プレ作業を作業者+確認者で実施とかにして深夜作業は別の人に任せたいものですね。
正直リリース作業は準備がしっかりできていれば手順通りにやるだけなのでやる人は楽なんですけどねー。
でもその間にプロジェクトの自分の分が回っている訳ではないので作ってテストしたものを配置するくらいは他の人間でもできるような状態にするべきだと思います。