【会社】新人教育の時に意識すべきこと
新人教育をしてきて結構経つのですが、毎回まとめる機会がなかったのでこの機会にまとめでみようと思います。
業務の見える化(マニュアル作成)
新人は最初何もできなくて当然です。
そういう人が成長するには教えてもらうことは必要不可欠で、そうなってくると業務知識を得るためにマニュアルが必要になります。
頭を使え?手順化されている物をマニュアルにすること、それを理解することだって充分に頭を使ってます。
面倒かもしれませんがそのマニュアルを読んで育ち、必要に応じてアップデートしていくことで教育の平準化を計ることも可能です。
出来の良し悪しは教える人間のものが大きいのは否めませんが、マニュアルだって非常に大切です。
今後の自分を楽にするためにも見える化は非常に大切です。
メモをまとめる時間を与える
マニュアルなんて作る暇はない!
というそこのあなた、考えようだと思います。
あなたは口頭もしくは手取り足取り新人に教え込みます。
新人はそれを覚える為にメモに取ったります。
メモをまとめる時間を作れば良いのです。
そのメモって、誰が読んでもわかるようになればそれがマニュアルになりますよね?
そしたらそのマニュアルが微妙だとしても、翌年それを次の新人に受け継いでそれをベースに教えてまた更新するのです。
その繰り返しで、オリジナルかつ精度の高いマニュアルができるはずです。
まずは初めの一歩が大切です。
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孤独にしない(気配り)
新人って右も左もわからず最初は不安で仕方ないですよね。
そういう時の気持ちを忘れて放置したりする人が非常に多いのが気になっています。
もちろん自立を促す為に考えさせることは大切ですが、コミュニケーションを取りながらだって考えさせることは可能です。
時間で区切っても仕事の合間でも良いので、気遣ってあげましょう。
居心地の悪い職場に人は残りません。
昔話(苦労話、自慢話)はしない
これやってしまう人凄く多いです。
教育される側からすると強要されているような感覚に陥るので非常に危険です。
今の話しをしましょう。
昔の苦労話なんてされても当時の状況は新人にはわかりません。
自己満足になるだけだと思います。
怒鳴らない
最近は減ってきたように思えますが、怒鳴っても良いことはありません。
怒りは結局自分の思い通りにいかないから発生するだけです。
『アンガーマネジメント』って知ってますか?
もし知らなければ怒りをコントロールするきっかけになるのでおすすめです!!
ただし、叱るのはOKです。
悪いことをしたのであれば叱るべきです。
感情を殺し、相手の悪い部分をしっかり指摘してあげましょう。
正しいことは認め、間違っていることは正す
ここのポイントは、『正しいことを認める』にあります。
詳しい人で教育に向いていないと思っている人って、正しいことなんて当たり前と思っている人が多い傾向にあると思います。
当たり前のことをできるのは当然、褒めるまでもなく、当然。
新人は苦労してそれを成し遂げたのに、それを認めてもらえないと達成感も薄れて次のモチベーションに繋がらないんですよね。
とりあえずできたら褒めてあげましょう。
褒めてもらって悪い方向に行くことはないです。
調子に乗って失敗するとか言う人もいますが、むしろ新人のうちに失敗させて叱ってやりましょう。