今日見かけたのはこのTweet
退職の加速
できる人ばかり辞めていく会社が、急に焦り出して開発環境を良くしたり、外部研修の参加費用負担したり、海外カンファレンスへの参加許可を出すようにしたりした結果、準できる人ができる人になって退職が加速した話、涙なしには語れない。
— とこなつ@沖縄 (@uhehehe366) November 10, 2017
なんか最近よく耳にする話だと思います。
問題はこの会社が行った施策なんじゃないかと思いますね。
やったことは
- 開発環境をよくする
- 外部研修の参加費用負担
- 海外カンファレンスへの参加許可
一見良さそうな施策に見えます。
というか実際良いことなのだと思います。
でもなぜ退職が加速したのか?
優秀ではない人間にフォーカスを当てた方が良い
それは優秀ではない人間が上記施策に対して魅力を感じないからではないでしょうか??
何を言っているんだ?と思った方、今から説明します。
自分の経験論ですが、良い人が辞める会社というのは、相手のキャパシティを考えずに無茶振りをする会社です。
マネージャー職は効率という言い訳を元に優秀な人間に仕事を積みます。
対してできない人間達は低リスクな作業ばかりをこなして相手にされません。
そうするとどうなるか??
できる人は、
- 自分ばかり仕事を積まれて面白くない
- 優秀な人間には役職が付き、残業代も出ないのに遅くまで働かされる
逆にできない人は??
- 低リスクな作業に不満はない
- 一般社員なので残業代は出る
これを客観的に見たらどっちがいいでしょうか??
向上心が高くて仕事が命!
って人を除けばできない人間がやっている仕事の方が良いですよね。
そもそも低リスクな業務をこなしている人間は現状に満足してしまい、研修なんか必要に感じないのですよ。
よって、研修にいく人間と行かない人間の間に実力差が生まれ、 加速したのではないでしょうか。
きっとこの後、会社が持つ限りこのサイクルが繰り返されると思います。
できる人間が辞めて、次点ができる人間の変わりをしてを永遠ループ。
解決方法は??
できない人間を育てる教育環境を整えるしかないと思います。
それか、できない人間の首を切る。ですね。
どんどん全体のレベルを上げて、リスクのある仕事に挑戦させないとダメですね。
そんな状況でも最終的に丸く収めるのがマネージャーの仕事。
そう思うようになってきました。
でもそれって結局マネージャー(できる人)にプレッシャーをかけるだけだよな・・・。
責任って重い・・・・。
成果に見合った対価を
結局ここに行き着くのですが、もし優秀な人間を使いまくりたいのであれば成果に見合った対価を払うしか無いと思います。
逆に残業ばかりしていて成果を出さない人間には何もしない。
評価しない方が良いでしょう。
できる人間が正当に評価される企業って成果報酬にするしかないのかな?
満足度って人によって違うから難しい。