【7つの習慣】[第一部]パラダイムと原則・インサイド・アウトを読んで
突然会社で配られたので読んでみてます。
折角なので感想やら意見やらをちょいちょい書いていくとおもいます。
個性主義と人格主義を読んで
成功の条件を語った本の内容の変化
アメリカ合衆国建国から150年くらい
・人格主義
誠意、謙虚、誠実、勇気、正義、忍耐、勤勉、質素、節制、黄金律
→ 人間の内面的にある人格的なことを成功の条件に挙げる
直近50年くらい
・個性主義
→ 個性、社会的イメージ、態度・行動、スキル、テクニックを用いて、人間関係を円滑にする
この変化について
これは世界の在り方が変わったことによる変化である。
ネットワークの復旧などにより多くの人間が相手の内面を見なくなった傾向が強いと思う。
言い換えると、広く浅くしか人を見ていない。
最近の学生は親友が何人もいる。
とか平気で言える人が多いというが、そういう傾向からきていると思う。
ただ、そういう人たちは本当に一人一人を親友だと思っていて、人格的な部分に気付きさえしなければ100%幸せなので、無理に自分の意見を押し付ける必要は全くない。
むしろそういう部分に本当に気づいている人はそういうことはしないはずだと考える。
つまり、求められない限り他人の価値観に対して口を挟むのはおこがましい行為だと思う。
社会心理学者エーリッヒ・フロムの個性主義に対する指摘と感想
今の時代の人々を見ると、まるでロボットかと思える。自分自身を知らず、理解しようともせず、唯一わかっているのはおしゃべりに興じ、心から笑うとこはせず、作り笑いだけがうまくなり、本当の痛みを追いやり、鈍い絶望感でやり過ごそうとしている。こうした人間について言えることが二つある。一つは、治療の施しようがないほど自発性および自分らしさ欠乏症を患っていること。そしてもう一つは、地球上に今生きているほとんどの人間が、基本的にこれと変わらないということである。
結局、アメリカでいうと200年前までは基本的に一人一人が人格者だったから、個性主義的なテクニックは不要だった。
だけどエーリッヒも言っているように、今の人間たちはロボットである。結局相手のことを考え、思いやることができずに傷つけ合っているのが今の世の中の現状。
個性主義者が増え、円滑に済ます為に人々はスキルを身につけた。
だけどそれは人類にとっては後退のように思える。
だって、一人一人が人格者で相手を思いやることができるなら、そもそもそんなスキルは必要ないのだから。
そんな大人が蔓延している世の中なのだから、今の子どもたちがまともに育つはずがない。と思う。
パラダイムの力を読んで
パラダイムとは
→ なんらかの現実を表す理論、説明、あるいはモデルのこと
人間にはそれぞれ、
・現実と向き合う為の価値観。言い換えると常識
・自分の価値観
の2つの要素が重要になってくる。
そして、コミュニケーションを円滑に行うためには、相手の価値観を理解しようとする気持ちが重要だと考える。
これは人格主義と=の考え方だと思っている。
パラダイム・シフトとはを読んで
一言で言うと、価値観を変えること。
インサイド・アウトとは
結局、他人から幸福が与えられることはまずない。
もしそう感じることがあったとしても、自分から何かした結果が相手から返ってきているだけである。
そういった、内から外への考え方の総称として理解した。